データ取得:2025/07/10未明
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N5168KS
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短編
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こわいまんじゅう
雉白書屋
全1話[2,043文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕
ある日のこと。男たち七人は、いつものようにとある長屋に集まっていた。
「おーい、長さん。……あれ? いねえのかな」
「奥さんもいねえみてえだな」
「ちっ、なんだよ、奥さんいねえのかよ」
「ひひひ、お前、あの奥さん好きだもんな」
「おめえもだろ。ったく……」
「まあ、勝手にやらせてもらいましょ。お茶を入れてくるんで、誰か運ぶのを手伝っておくれ」
「あいよー」
そう言って、八が台所へ向かった。少しすると、お盆を抱え、ニヤニヤしながら戻ってきた。
が、お盆の上に載っていたのは、お茶ではない。そのことに気づいた一人が八に訊ねた。
「おーい、長さん。……あれ? いねえのかな」
「奥さんもいねえみてえだな」
「ちっ、なんだよ、奥さんいねえのかよ」
「ひひひ、お前、あの奥さん好きだもんな」
「おめえもだろ。ったく……」
「まあ、勝手にやらせてもらいましょ。お茶を入れてくるんで、誰か運ぶのを手伝っておくれ」
「あいよー」
そう言って、八が台所へ向かった。少しすると、お盆を抱え、ニヤニヤしながら戻ってきた。
が、お盆の上に載っていたのは、お茶ではない。そのことに気づいた一人が八に訊ねた。
全1話[2,043文字]
(各話平均2,043文字)
[推定読了0時間5分]
お気に入り登録:0件
投稿開始:2025年07月08日(11:00:00)
(各話平均2,043文字)
[推定読了0時間5分]
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評価人数:1人(平均5pt)
最新作投稿:2025年07月08日(11:00:00)投稿開始:2025年07月08日(11:00:00)
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