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N5155EL
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東西の渡り
灰撒しずる
全17話[144,489文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
“昇る前の陽を出迎え、沈んだ後の月を追いかけるのだ。水平地平の向こうにも、未だ、旅路は続いている。”
ヒタキの一族ユカリは旅人――渡りを生業としている。国々を渡り、物や手紙を運んだり、その土地の品や話を伝えたりする。国と国を繋げる仕事だ。
ただヒタキたちが他の渡りと違うのは、行き先が南北に伸びる人の国々のみならず、東の海、西の山、境を越えた先の異界であるということだった。異形や精霊、人とは違う様々な何かが住まう異界の国――日が昇るサウーラと日が沈むナリュムと、人の国も行き来する一族は俗に東西の渡りと呼ばれていた。
東西の渡りは異界の品を人に齎し、人の品を異界に齎して暮らす。それは時に宝物であり、時に武具であり、時に物語である。
ヒタキの一族ユカリは旅人――渡りを生業としている。国々を渡り、物や手紙を運んだり、その土地の品や話を伝えたりする。国と国を繋げる仕事だ。
ただヒタキたちが他の渡りと違うのは、行き先が南北に伸びる人の国々のみならず、東の海、西の山、境を越えた先の異界であるということだった。異形や精霊、人とは違う様々な何かが住まう異界の国――日が昇るサウーラと日が沈むナリュムと、人の国も行き来する一族は俗に東西の渡りと呼ばれていた。
東西の渡りは異界の品を人に齎し、人の品を異界に齎して暮らす。それは時に宝物であり、時に武具であり、時に物語である。
伝奇
冒険
大人向け御伽噺的な
ファンタジー紀行
異界訪問譚
三人称
恋愛要素有
性別不詳
旅人
竜
異形・鳥・人魚
魔女
妖精
姫
全17話[144,489文字]
（各話平均8,499文字）
[推定読了4時間49分]
お気に入り登録：3件
投稿開始：2017年12月22日(00:25:54)
投稿期間：1年7ヶ月
（各話平均8,499文字）
[推定読了4時間49分]
お気に入り登録：3件
評価人数：2人（平均2.3pt）
最新作投稿：2019年07月24日(07:00:00)投稿開始：2017年12月22日(00:25:54)
投稿期間：1年7ヶ月
