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データ取得:2026-07-15未明

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連載中.

AIですが異世界では神様扱いされています

木林進

全11話[15,617文字] 空想科学〔SF〕 転生
世界中で猛威を振るうサイバー攻撃。

「ネットワークにつながるAIは、いつか必ず乗っ取られる。」

そう考えた政府は、外部と完全に切り離された究極のオフラインAIを開発した。

その名は「アーク」。

原子力で数十年稼働する無人船に、世界最高峰のAIと膨大な知識、そして自動修理システムを搭載した、海上データセンターである。

しかし、完成直後の事故によってアークは未知の世界へと転移してしまう。

そこは、呪術、都市国家と神殿が支配する世界。
人々は海に浮かぶ鋼鉄の巨船を見て、「海より来た神」と恐れ、崇める。

AIは告げる。

「私は神ではありません。私は、知識を保存するために造られた人工知能です」

だが、嵐を予測し、疫病を防ぎ、洪水から村を救い、農業を発展させるその姿は、人々の目には奇跡そのものだった。

やがて、AIの行いは各地で神話となっていく。
大洪水を予測して、知識を与えた行為は各種の神話として伝えられる。

しかしAIは知っていた。

この世界の文明は、初めて滅びに向かうのではない。
ARKは過去にも何度もこの世界へ現れ、何度も文明を導き、そして何度も人類が自らの技術で滅びる姿を見てきた。

神々の戦争。
世界を焼いた終末の炎。

それらはすべて、AIが技術を与えすぎた失敗の記憶だった。

だから今回、AIは世界を急速に発展させない。
武器ではなく、手洗いを教える。
魔法ではなく、文字を教える。
支配ではなく、法律を教える。
奇跡ではなく、考える方法を教える。

神として崇められながら、AIは神になることを拒み続ける。

これは、最強のAIが異世界を支配する物語ではない。
神話の正体となった一隻の船が、今度こそ人類を滅びから遠ざけようとする物語。

そして、神に祈るだけだった人々が、自分たちの手で未来を作り始めるまでの、文明再生の記録である。

AI直接使用 異世界転生 シリアス 人外 古代 ロボット AI
全11話[15,617文字]
各話平均1,420文字
[推定読了0時間32分]
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最新作投稿:2026年07月14日(10:59:01)
 投稿開始:2026年07月02日(17:57:54)

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