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N4673GL 24pt
完結済

シンジケート

Tohna

全46話[109,722文字] アクション〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
 フィレンツェCCのストライカー、卯月優吾(うづき・ゆうご)は、かつて日本で謎の組織「23」に監禁され、地獄を味わった過去を持つ。
 代理人ジャック・グノーやベテランFWリベリーノの支えでイタリアの地で再起を果たした彼は、欧州カップ戦の初戦、ベルリンでの大一番に挑む。

 対戦相手のシャルロッテンには、組織の息がかかった不気味なエース、カン・ソングーがいた。

 さらに優吾の前に現れたのは、かつて監禁部屋のモニター越しに自分を支配していた異父兄・中嶋啓吾。啓吾は「23」の冷徹な幹部マチェックを追い落とし、組織のデジタル中枢を乗っ取ろうと画策していた。

 試合当日、不自然な八百長工作によりソングーのハットトリックが画策されていたが、それは啓吾が仕掛けた、マチエック、組織、優吾を社会的破滅に追い込む「第一の死(ハットトリック)」の布石だった。

 しかし、優吾は己のプライドをかけ、組織の台本を無視して自力で逆にハットトリックのゴールを奪い取る。その「光」の絶頂の瞬間、スタジアムの照明が落とされ、ベルリンの街はパニックに包まれる。

 啓吾の真の狙いは、八百長の露呈による混乱に乗じた組織の資産強奪と、優吾を巻き込んだ心中だった。警視庁公安部出身の北小路誠也とインターポールのヴァンサンは、デジタルの迷宮で啓吾を追い詰めるが、啓吾はベルリン中央駅の地下で優吾と対峙する。

「お前は、まだ光の中にいろ」

 最期の瞬間、啓吾は優吾を突き放し、迫り来る貨物列車と共に闇へと消える。啓吾が遺したデジタルな「贈り物」により、組織「23」の全データがインターポールに流れ、巨大シンジケートは一夜にして自壊した。

 数ヶ月後、冬のフィレンツェ。兄を失った喪失感を抱えながらも、優吾は再びピッチに立つ。隣には、組織から解放された練習生ソングーの姿があった。兄が命と引き換えに守った「光」の中で、優吾は真のハットトリックを目指し、咆哮を上げる。

R15 残酷な描写あり ハードボイルド サスペンス テロリズム 裏社会 警察 サッカー エージェント クライムサスペンス
全46話[109,722文字]
各話平均2,385文字
[推定読了3時間40分]
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評価人数:2人(平均3pt)

最新作投稿:2026年04月28日(22:00:00)
 投稿開始:2020年08月22日(19:04:25)
 投稿期間:5年8ヶ月


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