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データ取得:2025/05/12未明

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N4569IZ 68pt
完結済

妖血の禍祓士は皇帝陛下の毒婦となりて

全32話[109,277文字] 異世界〔恋愛〕
嘽(せん)皇国を治める剋帝(こくてい)姫(き)舜(しゅん)は、この世に存在するまことしやかなる存在が見えすぎるほどだった。

目の前にどれだけの美貌の持ち主がいようが、その顔は靄で覆われて、更には黒い蟲が張り付いて、とても見れたものではない。舜には皇后を含む五人の妻がいたが、誰一人として食指が働くことも無かった。
それ故か、明君と呼ばれるほどの皇帝でいあっても、影では『種無し』などといった不名誉極まりない噂まで出回るほどだった。
更には、舜は謎の病に犯されて日に日に身体は不調を訴える。腕の立つ侍医にも、不治の病であると言われ、『呪い』なのではないのかと侍医は匙を投げる。
そこで、侍医は古い資料を漁った末に、一つの当てを見つけてくる。

それは、古く――それこそ八代前の皇帝から辿り着いた『禍祓士(まがはらいし)』なる一族、姚家であった。

そうして呼ばれた姚家の一人――姚(よう)流麗(りゅうれい)は颯爽と現れた。黒い道袍(どうほう)に身を包み、白い仮面を身につけた女。
流麗の顔には黒い靄も蟲も無い。舜は瞬く間に興味を抱いたのだった。

ダーク 男主人公 女主人公 中華 古代 内政 後宮 恋愛 道士 巫覡 神話 中華風ファンタジー 毒婦 悪女
全32話[109,277文字]
各話平均3,415文字
[推定読了3時間39分]
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評価人数:6人(平均4.5pt)

最新作投稿:2024年05月17日(12:06:16)
 投稿開始:2024年05月12日(20:03:16)


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