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データ取得:2024/04/23未明

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完結済

八月の嘘

影山ろここ

全34話[203,133文字] 推理〔文芸〕 R15
 二〇×〇年代の日本で、鷲津恭介は同僚で恋人の女子職員と郷里の富山へ赴いていた。彼らの仕事は、労働義務違反をおかした失踪者を捜索、拘束すること。
 だが最初の案件を片づけ、叔父の私邸へ立ち寄った恭介を、妹の自殺未遂事件が襲う。

 事件を解き明かせば、妹を救える判じた恭介は、幼なじみの超能力探偵と力を合わせ、事件の核心へ迫っていく。
 その裏で恭介の兄である〈有希〉の動きが示されていくが、やがて衝撃の事実が明らかになる。

 恭介は実は三つの人格を持つ多重人格なこと。〈有希〉は相手の体を入れ替わりで乗っ取る超能力者で、数年前恭介の体に入り込んでしまったこと。そして〈有希〉と入れ替わったもう一人の恭介は、朝鮮人のスパイとして事件の裏で暗躍していたのだった。

 物語のラストは、恋人を愛していた恭介の人格統合による消滅。
 その真実を隠しながら、彼は恋人の同僚に嘘をつき、恭介の一部は真夏の光にのまれていった。

※テーマ② サスペンス・推理もの

R15 悲恋 青春 ハードボイルド ミステリー 近未来 シリアス 男主人公 JINKE小説大賞
全34話[203,133文字]
各話平均5,975文字
[推定読了6時間47分]
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最新作投稿:2017年09月08日(19:04:46)
 投稿開始:2017年08月11日(19:07:23)


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