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短編

亡国のエクスプレス

七日

全1話[19,937文字] 推理〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
戦争が激化する国家、クラコウジア。
青年マレクは徴兵され、雪原をひた走る軍事列車、通称「鉄の棺桶」に乗り込む。そこは、前線という死地へ向かう若者たちの不安と諦めが満ちる閉鎖空間だった。心を許せるのは、同じ境遇の新兵イェルジだけが、彼の唯一の救いだった。

しかし、その平穏は突如として引き裂かれる。部隊を率いる将軍が、何者かによって殺害されたのだ。

将軍の腹心である副官は、兵士たちの反乱を疑い、全員の武器を没収。列車は、互いを監視し合う鉄の牢獄と化す。だが、恐怖は終わらない。その副官自身が、内側から完全に施錠された自室で、死体となって発見されたのだ。

武器はなく、脱出も不可能。乗員全員が容疑者であり、同時に次の犠牲者候補でもある。

この「走る密室」で、見えざる犯人はどのようにして凶行に及んだのか?

新米兵士マレクは、友のイェルジと共に、この絶望的な状況下で真相の究明に乗り出す。だが彼はまだ知らない。この連続殺人に隠された巨大な陰謀と、自らの運命を根底から覆す、あまりにも過酷な真実が待ち受けていることを……。

'R15 残酷な描写あり #短編 #読切'
全1話[19,937文字]
各話平均19,937文字
[推定読了0時間40分]
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最新作投稿:2025年08月21日(11:01:25)
 投稿開始:2025年08月21日(11:01:25)


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