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データ取得:2025-11-27未明

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N3891LK 10pt
短編.

【ゲーム開発の裏側】孤独に寄り添う賢者〜100時間の残業と1000日の徹夜を越えて〜

未知(いまだ・とも)

全1話[8,377文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕
ここは、とあるソーシャルゲームの開発室。
昼夜の境目すら曖昧なこの場所で、チーフディレクター・榊原瑛士は、静かに積み上がる不具合と戦い続けていた。

瑛士の相棒は、ノリと直感で開発室をかき回すバトルプランナー・新堂直希。

「サカキさん! 最強の時短デバッグキャラ作りました!」

彼がドヤ顔で見せてきたのは——
全ステータス上限突破、全スキル解放、クールタイム0の完全チート仕様。
しかも見た目は、瑛士を二割増しでイケメンにしたようなキャラだった。

軽口ばかりの新堂だが、その裏には
「誰かが倒れそうな時、一番前で戦ってきたのはサカキさんだから」
という、まっすぐな敬意と憧れがあった。

そんなある夜、深夜の開発室で致命的なバグが発生する。

責任を感じて、徹夜での作業を申し出る新堂。
だが瑛士は、過去に自分だけが孤独にバグと戦った夜を思い出し、
新堂を帰し、一人で修正に挑む。

夜明け前。
瑛士が最強デバッグキャラ『エリアス』を動かして気づく。
——これはただのチートキャラではない。
孤独な誰かを支えるために生まれた、相棒の祈りそのものなのだと。

元ゲーム開発者でもある作者の実体験を交え、
ソシャゲ開発の裏側に隠された、小さな友情を描いた物語。

秋の文芸展2025 ギャグ シリアス 男主人公 現代 職業もの ゲーム まきぽん 友情
全1話[8,377文字]
各話平均8,377文字
[推定読了0時間17分]
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評価人数:1人(平均4pt)

最新作投稿:2025年11月25日(03:33:22)
 投稿開始:2025年11月25日(03:33:22)

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