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データ取得:2026-07-26未明

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兜町の赤い金 ―大久保利通暗殺の翌朝、手元の公債が「買付済」だった―

megu

全16話[34,455文字] 歴史〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
明治十一年五月十五日。大久保利通が暗殺された翌朝、東京の魚はいつもより安かった。

西南戦争帰りの相良鉄之助は、亡き戦友の妹・小夜の薬代を作るため、額面百円の金禄公債を兜町へ持ち込む。だが売買はまだ禁じられており、薬はあと三日分しかない。

しかも、現物は鉄之助の懐にあるのに、裏の買付表では三か月前に「買付済み」。借主は、前年に戦死したはずの小宮佐一。借用額は三十円だった。

誰が、死者の名で、まだ売れない公債を集めているのか。

魚河岸の娘・りんと、帳簿を読む辰野志乃。二人とともに受取書、魚荷札、白紙委任状、消された名を追ううち、鉄之助は戦友の死と、自分が戦場で書き換えた名簿へ引き戻されていく。

刀の時代が終わる町で、人の名に値段がつく。

斬れば真実が残るのか。紙へ残せば人を救えるのか。

東京株式取引所が生まれた年を舞台に、死者名義の公債と一枚の受取書を追う、全四十話の明治金融ミステリー。

AI直接使用 R15 残酷な描写あり 明治 金禄公債 東京株式取引所 金融ミステリー 歴史ミステリー 時代小説 西南戦争 魚河岸 帳簿 受取書 男主人公 群像劇 シリアス サスペンス 職業もの
全16話[34,455文字]
各話平均2,153文字
[推定読了1時間9分]
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最新作投稿:2026年07月25日(20:00:00)
 投稿開始:2026年07月10日(20:05:00)

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