Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2025-02-03未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N3533IS 14pt
完結済.

灯りの家へおかえり。-ある日、魔女は少女を拾った-

虎依カケル

全16話[46,806文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「あの子を見つけたとき、また面倒なことに巻き込まれたと思ったんだよ」

 魔女のおばあさんはふぅ、と息を吐く。荒々しい口調で言葉を続けた。

「人間なんて拾うもんじゃないね。ただでさえ狭い家がもっと狭くなっちまうし、ひとりでゆっくりもできやしない」

 椅子に座りながら、膝に乗っている黒い猫を撫でる。猫は大きな瞳で魔女の顔を覗き込んだ。

「アタシは面倒なことは嫌いだからね。これでいいんだよ」

 言い聞かせるように話す魔女を猫はただ見つめていた。

「灯りの家はどんな人も受け入れるが、去ることも拒まない」

魔女は猫を撫でる手を止めると、皺だらけの目元を細める。そして小さく呟いた。

「……きっと、親のもとで幸せに暮らしているはずさ」

 そう言いながら目を閉じる。
 そして、少女との出会いを思い出した。


 これは年老いた魔女と幼い少女があたたかい家に住む話。

女主人公 西洋 中世 近世 魔法 魔女 少女 家族愛 異世界 ヒューマンドラマ 育児 残酷な描写あり
全16話[46,806文字]
各話平均2,925文字
[推定読了1時間34分]
お気に入り登録:3件

評価人数:2人(平均2pt)

最新作投稿:2024年06月16日(07:20:00)
 投稿開始:2024年06月01日(07:20:00)

最近の総ポイント変動
今日14

±0

昨日14

±0

一昨日14

±0

3日前14

±0

4日前14

±0

5日前14

±0

6日前14

±0

7日前14




ページのトップへ戻る