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データ取得:2026/09/16未明

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N3377MS 10pt
完結済

『本になった、そのあと。』

季波

全9話[10,491文字] エッセイ〔その他〕
「本は毎日、触れてあげないと死ぬの」

10年近く書店員として働いていた私には、ずっと引っかかっていた上司の言葉がある。

毎日大量に入荷する本。
棚に並べても、手に取られない本。
工夫して売れる本もあれば、そのまま返品されていく本もある。

賞を取った本が必ず売れるわけでもない。
書店員がどれだけ手をかけても、届かない本もある。

あの言葉は、ただ「本を売るために棚に手をかける」という意味だったのだろうか。

書店を離れ、自分で物語を書くようになって、私はもう一度その言葉を考えるようになった。

売る側だった頃には見えなかった、本が誰かに届くまでのこと。

そして――「本が死ぬ」とは、どういうことなのか。

元書店員が、書く側になって初めて見えたものを綴ったエッセイ。

全8話で毎日19時更新です。

全9話[10,491文字]
各話平均1,166文字
[推定読了0時間21分]
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最新作投稿:2026年09月14日(19:00:00)
 投稿開始:2026年09月07日(12:35:40)


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