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完結済

お狐様とひと月ごはん〜屋敷神のあやかしさんにお嫁入り?〜

織部ソマリ

全27話[50,406文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕
『美詞(みこと)、あんた失業中だから暇でしょう? しばらく田舎のおばあちゃん家に行ってくれない?』
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆ 彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
◆しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
*他サイトにも掲載しています

異類婚姻譚 日常 ほのぼの ごはん 現代ファンタジー あやかし 付喪神 料理 恋愛要素あり 神様
全27話[50,406文字]
各話平均1,867文字
[推定読了1時間41分]
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最新作投稿:2020年10月04日(00:00:00)
 投稿開始:2020年03月01日(18:41:23)
 投稿期間:7ヶ月


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