Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2025/05/12未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N2935HS 586pt
短編

とある青年の、なんたる不幸な一日の話

広野狼

全1話[3,646文字] 異世界〔恋愛〕
 王宮のとある一室では、本日もうら若き乙女の罵声が響いていた。
 「近寄んないで、変態っ」
 「ああ、素晴らしい」
一人は侯爵令嬢、もう一人は、この国の王子である。確実に罵られているのは、王子であった。
 「姫様も諦めればいいのに」
と、俺は部外者の顔をしてそう言った。
部外者でいたかった。けれど、王子の従僕なので、部外者になれない。
なんたる不幸。

これは、王子の従僕を務める青年の、とある一日のぼやきである。

第三者視点
全1話[3,646文字]
各話平均3,646文字
[推定読了0時間8分]
お気に入り登録:16件

評価人数:75人(平均3.7pt)

最新作投稿:2022年07月02日(13:52:05)
 投稿開始:2022年07月02日(13:52:05)


ページのトップへ戻る