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データ取得:2025/12/25未明

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N2866LM 10pt
短編

きらきらさがし

朔月 滉

全1話[3,465文字] 童話〔その他〕
 冬の朝、小さな鳥のピコは、「きらきら」という言葉を耳にします。
 それがどんなものか知りたくて、友だちのネズミのチロとリスのクルを誘い、三匹できらきらを探す冒険に出かけました。

 川沿いの洞窟で見つけたつららは、美しく光っていたけれど冷たくて触れられません。
 広場の霜ばしらは、すぐに壊れて消えてしまいます。
 丘の上で見た一番星は、遠くて手が届きません。
 帰り道に降ってきた雪の結晶も、すぐに溶けてしまいました。

 疲れて巣穴に戻った三匹が、今日の冒険を笑い合ったとき、ピコはふと気づきます。
 とある場所に光る、温かな"きらきら"に——。



 「冬の童話祭2026」 参加作品です。

冬童話2026 ほのぼの きらきら
全1話[3,465文字]
各話平均3,465文字
[推定読了0時間7分]
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評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2025年12月11日(16:00:00)
 投稿開始:2025年12月11日(16:00:00)


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