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データ取得:2026-03-21未明

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N2293LY 8pt
短編.

MoMoKo

鍼野ひびき

全1話[10,459文字] ホラー〔文芸〕
祖母の家を改装した一軒家に越してきた美紗は、引っ越しの片付け中に押し入れの奥から古い布人形を見つける。
「MoMoKo」と名付けたのは五歳の娘だった。その名は、美紗が幼い頃に亡き母を呼んだ幼児語に、不気味なほど似ていた。

祖母は人形に触れることを静かに制する。
しかし娘は人形に懐き、やがて夜中に知らない歌を口ずさみ、「MoMoKoが話しかけてくる」と言い始める。
人形はいつの間にか棚から枕元へと移動し、娘の言動には美紗の幼い頃の仕草や、死んだ母の言葉が混じるようになっていく。

押し入れの奥で見つけた古い録音機には、断片的な母の声と子守歌が残されていた。
祖母はようやく語る。母は夜な夜な布を縫い、自らの代わりとなる何かをあの人形に託していたのだと。

やがて深夜、娘が姿を消す。
美紗が追い着いた先の薄暗い部屋に、蓄音機と人形と、鏡があった。
鏡の中の自分の顔は、母の若い頃と重なっていた。

これは愛情か、それとも呪いか。
母から娘へと受け継がれてきたものの正体を、美紗はついに知る。
だが知ることは、救いを意味しなかった。

女主人公 現代 サイコホラー ホラー 短編 現代ホラー 日本ホラー 母と娘 記憶 人形 呪い 心理ホラー 鬱エンド
全1話[10,459文字]
各話平均10,459文字
[推定読了0時間21分]
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評価人数:1人(平均4pt)

最新作投稿:2026年03月20日(21:00:00)
 投稿開始:2026年03月20日(21:00:00)

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