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僕と君の2年間の記録

佐竹健

全39話[41,779文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕 R15
 過去にいろいろとあったことで周囲と距離をとる高校1年生の東条誠は、入学早々同級生の九条明に付きまとわれる羽目に。

 最初は邪険に扱う誠。だが、ゴールデンウィークに「一人の寂しさ」を味わってからは、明のことを気にかけるようになる。

 寂しさを知った誠は、彼ももしかしたら同じことを感じているのかも、と感じ、話すのは少しの間だけならいいと決めた。

 話すようになってからは、趣味嗜好が合うことがわかり、誠と明、そして明の幼なじみ青葉の三人は、学校生活を共にすることが多くなる。

 彼との順風満帆な日々は、そう長くは続かなかった。

 2年の夏休みに、明の両親が出てきたことにより、誠は明との縁を切られる羽目に。

 そして明から明かされる、家族との関係。

 誠と明は、それでも諦めることなく、先生や家族が見ていない場所で、秘密の付き合いを続けることにした。もちろん青葉も一緒に。

 だが、2年の終わりに事件が起きた。誠が、青葉から告白されたのだ。

 以来誠と青葉は付き合うことに。彼女との付き合いが増えると同時に、明との関係が希薄になってゆく。

 3年の1学期。誠と青葉が付き合っているのを見た明は、失望してしまう。小さなときから心の奥底で思っていた人を、誠に取られてしまったからだ。

 青葉との関係も、明との関係も壊したくない誠は、大いに悩む。

 悩みに悩んだ末、誠は、「2人の縁を切ること」を選んだ。全ては3人の仲を壊さないために。

 ひとりぼっちに戻った誠は、寂しさのあまり心を閉ざしてしまい、学校に行かなくなる。

 引きこもる生活を続ける中、誠が思い出したのは、明や青葉との懐かしい記憶だった。

 あのころに戻りたい。だけど、もう戻れない。

 どうすればいいのか悩む誠。その目の前には、新しいノートとペンが置いてあった。

 誠は湧き起こる感情に身を任せ、明と青葉との出会い、一緒に過ごした楽しい日々、そして彼らとの絶縁に至るまでの経緯を書き記したのだった。

(この作品はエブリスタとnote、pixivでも連載しています。そしてツイキャスで朗読、Youtubeでアーカイブを公開しています)

R15 日常 青春 ほのぼの 男主人公 学園 現代 令和 バッドエンド 絶縁 記録 シリアス
全39話[41,779文字]
各話平均1,071文字
[推定読了1時間24分]
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最新作投稿:2021年09月15日(12:07:58)
 投稿開始:2021年01月06日(12:15:07)
 投稿期間:8ヶ月


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