『９９９人で組む有名なパーティの最後尾、その俺がパーティから抜けたら急に覚醒して……組んだ人数によって弱くなっていく。　～今更戻ってきてくれと言われても、みんなで作ったパーティが楽しいから断る～』の詳細情報(N1932HG)

データ取得：2024-01-19未明

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９９９人で組む有名なパーティの最後尾、その俺がパーティから抜けたら急に覚醒して……組んだ人数によって弱くなっていく。　～今更戻ってきてくれと言われても、みんなで作ったパーティが楽しいから断る～

ゆきかぜ改二

全71話[217,828文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕

※グロや残酷な描写、鬱等の要素はありません。

■短いあらすじ
　アプロという１７歳の青年はパーティから抜け１人になると途端に最強になり、組んだ人数が多ければ弱くなっていくという、『孤独薬』を謎の商人から受け取る。

　その薬の効果により最強になったアプロは強さに惹かれた者達からパーティの勧誘を受けるが、アプロは全て断り今組んでいる仲間達と楽しく過ごす事を選んだ。

　パーティ内の女性達から好かれ、ダンジョンを探検したり家を建てたり海へ行ったりと……このお話は季節を経て大人へと成長していく、アプロとそのメンバー達の成長を描いた物語である。

■長いあらすじ
　物語は１７歳の青年『アプロ』を中心に９９９人の大所帯パーティ、『円卓の卓が無くなるほどもの凄い多い騎士団』通称、円卓の騎士団に所属している所から始まる。

「うちのパーティは強い者が前を歩く方針でね、君はその最後尾になるけどいいかな？」

　と、団長の言葉に同意したアプロは人数が多いならその分楽しいだろうと期待したその初日、突然１人のメンバーに「やる気がねえなら失せろ！」と怒られ、嫌気が差したアプロはあっさりとパーティを抜けてしまった。

　その途端１人でいれば『最強』、複数人とパーティを組むと極端に弱くなる『孤独薬』の効果が発揮し……同時に『契約の楔』によってアプロは常に『誰かとパーティを組まないと死亡』する呪いにかかってしまった。

「アプロさん、必ず助けますからね！」

　恋に落ち、信頼した仲間達は協力し何とかパーティのランクを上げて孤独薬を売った『謎の商人』の情報を集める事にする、その契約の楔を解除しようと考える最中もう１つの副作用を知る事になり――。

「孤独薬の効果で異性や同性を一切愛せなくなってるんですよ！」
「別にどうでも良くないか」
「どうでも良くないでしょう！！」

　このお話はアプロを仲間に入れようと強い力を持つ魔王、様々な他種族から誘われるが。

「どうだい、君も仲間になりたくなっただろう？」
「べ、別にこの魔王と手を組んでも良いわよ！」
「断る」

　全て断り、パーティ『悠久の友』を設立しダンジョンへ行ったり、拠点である家を建てたり街を救ったり世界を救ったりと……ラブコメハーレムスローライフ大冒険物語である。

【キャラクターイラスト】真種まつね様
【挿絵イラスト】KUREHA様

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