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データ取得:2026-09-16未明

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連載中.

僕には見えている「コトハ」さん

梓川澪

全2話[6,923文字] 現実世界〔恋愛〕 R15
僕――柚月(ゆずき)は馬鹿かクズかと問われたら……迷わず、両方だと答える。それはもう、胸を張り堂々とした顔で言ってみせよう。

別にそんな罵られることに、快感を覚えるような奇怪な性癖は、残念ながら持ち合わせていないが……他人に批評される以前に、自認が馬鹿でクズなので仕方がない。性格がクソ野郎だと自覚がない人間や、聖人ぶっている偽善者よりは、僕のほうがマシだろう。

そんな救いようの無い僕は、高校に入学をして、一人の女生徒と出会った。名前は琴葉(コトハ)。始めて顔を合わせたのは、入学式の日……その放課後だった。校内を適当に探索していた僕は、旧校舎の裏手に生えた桜の木の側で琴葉を見つけた。普段、人前で猫を被って生きている性格が共鳴したのか、僕たちは放課後の空いた時間に雑談をする間柄になっていた。

しかし、不思議なことに琴葉は僕以外の人間には見えていないらしい。そういえば校内で琴葉を見た記憶が無いな、と思いながらも気にしていなかった僕に、琴葉は「私、都市伝説なんだよ。私が見えたら387日後の23時52分27秒に死んじゃう的な」と、やけに細かい数字を言って笑った。

僕には発言の信憑性など、どうでもよかった。彼女が人間だろうが都市伝説だろうが、放課後に談笑をして暇を潰す関係は変わらない。僕にとって琴葉は、思わせぶりな言い回しをするだけで、特に何も考えていない虚言癖を拗らせた女子なのである。

これは人間の僕と、都市伝説な彼女の日常――。

R15 学園 日常 ハッピーエンド ラブコメ 恋愛 一途 怪異 都市伝説 妖怪
全2話[6,923文字]
各話平均3,462文字
[推定読了0時間14分]
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最新作投稿:2026年09月15日(18:31:31)
 投稿開始:2026年09月14日(18:31:14)

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