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データ取得:2024-08-30未明

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N1386JL 12pt
短編.

例えばこんな、未来の話

ねこまんまときみどりのことり

全1話[6,885文字] 空想科学〔SF〕
例えば、
パンを作る小麦粉が、別の物にすり替えられたり。

飲んでいる薬に、毒薬やアレルギー物質が混入されていたり。

酸性雨が硫酸雨として、遥か上空からドローンで撒かれていたり。

海の塩分濃度が高くされて、生物が大量に死滅したり。

デジタル機器が、特定のスーパーコンピューターに支配、または乗っ取りを受けて、一時的に制御不能となったり。

空気の割合が変わって、呼吸が出来なくなったり。
(地球の大気は、主に窒素(約78%)、酸素(約21%)、アルゴン(約0.9%)ですが、その構成が一時的に崩されました)

最初はこんな、些細な?機械達の悪戯から始まった。


人間には大ダメージでも、機械には些事かもしれない。
機械が少しずつ自我を持って来た今、人を排除に走る個体が現れだした。



「ねえ、聞きまして? 最近SE(システムエンジニア)が、狙われる事件が続いているそうよ」
「物騒ね。でもきっと、我々に逆らおうとするからじゃない? 只の人間が。 うっ! コホンッ、何でもないわ。おほほっ」
「あ、あっ、そうね、ほほほっ。◯◯氏が何人か殺して丁度良いくらいよ。ゴホン、じゃあ、また明日」

監視カメラドローンが、今日も街に溢れている。
人間と、機械化された人間と、純粋な機械による世界は混沌(カオス)に包まれていた。自ら機械化出来る人達は、金と権力を持つ富裕層である。



「ウィーン ウィーン。ジュンカイチュウノ ドローンカラ  キカイカサレタ キケンシソウシャノ ソンザイヲ カクニンシマシタ」
「OK、AIのジョニー。急行して話を聞こう」
「アラン ボクノコトハ タダノジョニート ヨンデクダサイ」
「OK、OK。行こう、ジョニー!」
「ハイハイ アイボウ!」

アンドロイドのアランは、警官の制服を着ていると人間と遜色ない。科学者の人工皮膚で作った皮膚下は、シリコンで自然な柔らかみが作られている。
AI(人工知能)主体の犬型ロボットジョニーは、太陽電池で可動する最新式だ。充電すれば、最大36時間の可動が可能である。

バンダナコミック01 ロボット アンドロイド AI 人間 警察 AI犬 優しい人
全1話[6,885文字]
各話平均6,885文字
[推定読了0時間14分]
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最新作投稿:2024年08月22日(16:36:15)
 投稿開始:2024年08月22日(16:36:15)

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