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N1215FP 34pt
完結済

治安調査会議3~ミユキ・ハジメはたびたび凹む~

XI

全23話[91,428文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕 R15
時は二千五十年。
舞台は神戸沖の人工島、いざなみ県、いざなみ市。

自衛軍に入って数年が経過しての退役後、中南米でゲリラに参加したのは今となっては昔の話。それがミユキ・ハジメの略歴だ。自己を主張したかった。自らの美学を貫きたかった……なんていうのは言わば後付けの理由であって、実のところ、狙撃手という立場で仕事ができることで調子に乗っていたのだろうと彼自身は思っている。

そんなふうに彼には確固たる信念がない。だからそう。張り詰めていた気持ちだって簡単に破綻する。つまるところ、突然、ニッポンが恋しくなったのだ。情けない限りである。

帰国後、まったく給料が得られなくなって職探しをしている折に『治安会』こと『治安調査会議』なる組織のボス、後藤と出会う。「ウチに来なよ」と勧誘される。必要とされたことが嬉しくて、彼はその誘いに快く応じたのだった。

※2021年4月、加筆、修正しました。

R15 男主人公 情けない性格 治安会 スナイピング バトル テロ クライムサスペンス エンターテイメント
全23話[91,428文字]
各話平均3,975文字
[推定読了3時間3分]
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評価人数:3人(平均4.3pt)

最新作投稿:2019年07月14日(10:10:56)
 投稿開始:2019年06月28日(02:07:46)


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