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データ取得:2025-07-05未明

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連載中.

水に取られた―六月の贄(にえ)―

大西さん

全8話[12,742文字] ホラー〔文芸〕
最後に聞こえるのは、雨の音か、水に捕り籠められる自分の音か。

その山には、古くからの噂がある。
“水に取られた”者は、二度と還らない、と——。

編集者の相沢美咲は、日常の中で「水」にまつわる奇妙な現象に悩まされていた。
原稿の文字が滲み、水音の幻聴が聞こえる。

気晴らしに参加した友人たちとの登山。
しかし、その目的地こそが、全ての源である御霊山(みたまやま)だった。

山麓の“水守村”で触れた、異様な風習と住人たち。
そして、登山を開始した途端、仲間の一人・結衣が、まるで水に呼ばれるかのように変容していく。
「気持ちいいの…」——それは、人ならざるものへの歓喜の声。


逃げ場のない霧の森で、仲間たちが次々と“水”に還っていく。

最後に残された美咲が知る真実とは。

これは消滅なのか、それとも救済なのか。
これは呪いか、祝福か。

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全8話[12,742文字]
各話平均1,593文字
[推定読了0時間26分]
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最新作投稿:2025年07月04日(22:52:57)
 投稿開始:2025年07月03日(00:10:00)

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