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データ取得:2024/04/19未明

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N0982FB 178pt
完結済

大雪山十勝岳縦走記

石化

全5話[25,113文字] エッセイ〔その他〕
北海道の屋台骨たる大雪山。その上を永遠と歩いた一人の大学生の四泊五日の縦走記。
本来ならば、とても素晴らしい景色が広がっているはずだった。だが、男を待っていたのは暴風に雨。てひどい山の歓迎だった。2009年7月に8名以上の死者を出したトムラウシで男は死を覚悟する。トムラウシの神様に文章を捧げる約束をしてなんとか切り抜けた。だが、困難はそれだけでは終わらない。恐怖の12時間行動に標識のない山道。一歩間違えたら足を踏み外す釣り尾根を容赦なく吹きすさぶ風。ボロボロになりながらたどり着いた最終日の十勝岳山系で、彼は最高の眺めを目にする。これを見るために歩き続けていたのだと確信するほどの素晴らしさだった。

なぜ人は山に登るのか。そこに山があるからなどという耳障りのいい言葉はきっと正解じゃない。

でも、この記録を読めばその一端がわかるはずだ。

ノンフィクション 登山 縦走 三人称 淡々と描写したいなあ よく帰ってこれたなあ 風景描写も頑張りたい 紀行文
全5話[25,113文字]
各話平均5,023文字
[推定読了0時間51分]
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最新作投稿:2018年10月13日(18:00:00)
 投稿開始:2018年10月09日(16:31:16)


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