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完結済

イリッシュ大戦車戦・改~第二次異世界大戦機甲録A.D.1942~

萩原 優

全34話[104,004文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 R15
イリッシュ大戦車戦・改(あらすじ改二)
 竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」は、ある日突然に異世界「地球」と”門”で繋がれた。世界の壁を越えた交流と貿易は、ライズ世界に多くの富をもたらす。

 しかし魔法技術の対価として地球からもたらされたのは、進んだ医学や科学技術だけではなかった。ライズの列強諸国はそれぞれが地球の大国と結びつき、彼らが生み出した戦車や飛行機を導入。軍拡を開始する。
 力は不信感を生み、やがて最初の銃弾は放たれた。

 クロア公国で起こった泥沼の内戦もまた、ライズ世界を二分する動乱のひとつだった。

 物量に勝る帝国派に対し、敗色濃厚な大公派は若き将軍を抜擢する。彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。
 「何をしても怒らない男」と嘲笑され、日陰者に甘んじてきた優男だった。多くの者が彼を侮り、軟弱者に自らの命運を委ねるしかない大公派の運命を嘆いた。

 だが赤毛の将軍には、窮状を覆す強い意志があった。
 彼が参謀長として指名したのは、舌禍事件でドイツ陸軍を放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。彼女の作戦こそが祖国を救うと信じて……。

 そんなあぶれ者と問題児のコンビが挑むは、勇将ジョージ・パットン。
 祖国アメリカが支援する帝国派の勝利をかけて、歴戦の指揮官は2人に牙を剥く。

「好きにやって良いと言うなら、せいぜい派手にやらせてもらうわ」

 強敵を前に不敵に笑うヴェロニカは、必勝の策を打ち出す。それはライズに収まらず、地球諸国すら巻き込んだ大作戦だった。

 降臨暦942年、西暦にして1942年。ライズ史で名将として語り継がれることになる両雄が、初めて相まみえた「イリッシュの戦い」の記録である。

※本作は『王立空軍物語』シリーズの一遍です。どの作品からでもお楽しみ頂けます。
※2024.4.27 タイトル変更
※過去作『イリッシュ大戦車戦 ~王立空軍物語外伝~』を再構成・大幅加筆した作品です。
※カクヨム様でも掲載しています。
※『王立空軍物語』シリーズの設定や一部メカニックは、ホームページにて解説しています。
https://jyushitai.com/

シリアス 近代 ミリタリー ハッピーエンド ヒストリカル オリジナル戦記 IF戦記 戦車 架空戦記 恋愛 異世界 戦争 123大賞3 R15 残酷な描写あり
全34話[104,004文字]
各話平均3,059文字
[推定読了3時間28分]
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評価人数:6人(平均4.3pt)

最新作投稿:2022年12月02日(08:41:11)
 投稿開始:2022年02月12日(19:11:54)
 投稿期間:9ヶ月


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