Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2024/05/05未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N0712DB 12pt
完結済

メガネ神話紀行

北条三蔵

全23話[83,618文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
※注意※ このあらすじは、結末近くまで書かれていますが、読んでも本文にとっては特に問題ありません。



 元雑誌記者のパルテアと写真師見習いのササンは、メガネ職人の町サヴァーにある小さな出版社に招かれ、町の文化やニュースを紹介する雑誌を作ることになった。

 出版社の責任者ミフラは、以前から秘密裏に、この町にあると見られるある不思議な力を持つ石を探していた。その捜索が難航したため、表向き雑誌を作らせることで町の情報収集をしようと考えたのである。

 石の一つは元々サヴァーの山中に埋もれていたが、約四十年前、それを掘り出したメガネ職人がレンズの材料に使ってしまったのだった。この職人はレンズの力を使って、盗みを働いたり、女性を籠絡するなど、悪用していた。
 そして現在、そのレンズを手に入れたある男が同様の事件を起こしていた。

 現在のサヴァーでは「メガネ職人の失踪」「死んだはずの人が目撃される」といった事件も起きていた。パルテアたちは、ミフラの目的を知らないまま、それらの取材をしていく。


 そんな中、サヴァーで祭りが行われた。伝統の、レンズの付いた仮面で仮装する観客を撮ったササンの写真を見たミフラは、写真から力の残滓を感じ取り、観客の中の一人のレンズが当の石によって作られたと見抜く。ミフラは男を追い詰めレンズを回収する。

 しかしその模様をパルテアたちが目撃してしまった。ミフラは仕方なく自身の正体を明らかにし、事情を話す。その説明とこれまでの取材結果により、すべての事件が繋がっていたことが判明する――

メガネ 仮面 視線 神話 文化 雑誌 カメラ 写真
全23話[83,618文字]
各話平均3,636文字
[推定読了2時間48分]
お気に入り登録:1件

評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2016年01月06日(07:09:24)
 投稿開始:2015年12月31日(23:41:50)


ページのトップへ戻る