Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2025/07/20未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N0601IV 8pt
短編

不思議な中華料理屋さん

ここあぱうだー

全1話[1,323文字] 純文学〔文芸〕
「ねぇ、今日は中華料理屋さんで食べようよ。」
 父が言った。
「ほら、神社の前にあるあの中華料理屋さん。あそこ美味しいらしいよ。行ってみたい。」
 しかし母が言った。
「ダメよ。あそこの中華料理屋さん、お行儀のいい人しか入れないんだから。」

 『行儀のいい人しか入れない中華料理店』。
 なんと、客が店に行きたい時に行くのではなく、店側が客を招待するのである。
 しかも厳重な審査を経た上で。
 最近、大学でも、何人かのクラスメートが噂話をしていた。



 それからしばらくして、私はその店に呼ばれた。

全1話[1,323文字]
各話平均1,323文字
[推定読了0時間3分]
お気に入り登録:0件

評価人数:1人(平均4pt)

最新作投稿:2024年03月30日(03:16:18)
 投稿開始:2024年03月30日(03:16:18)


ページのトップへ戻る