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N0436KQ 16pt
短編.

未来の酒

雉白書屋

全1話[1,923文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕
 あ~よい、よい、よい。良い、良い、良い。酔い、酔い、酔いっと……。え~、むかしむかし、酒に酔った男がおりまして。ふらふらとした足取りで夜道を歩き、はてさてどこへ向かうのやら……。
 いや、どこかでもう一杯か二杯、引っかけるつもりではあるのですが、迷っていたのは人生の岐路というやつです。酒が悩みを解決しちゃくれないとわかっていても、飲まずにはいられないのでした。

「おや……? へへへ……どうもお」

 男は、通りの端にぽつねんと佇む一つの屋台を見つけた。温かな灯りが地面に滲んでいる。ふらりと吸い寄せられるように暖簾をくぐった。
 屋台の客たちは皆、やや上を向き、にやけていた。その雰囲気に男もつられ、自然と頬を緩める。

全1話[1,923文字]
各話平均1,923文字
[推定読了0時間4分]
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最新作投稿:2025年06月18日(11:00:00)
 投稿開始:2025年06月18日(11:00:00)

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