データ取得:2024/05/07未明
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N0008GN
26pt
短編
短編
ヒオリトシオリ
すきゆり
全1話[5,768文字] 現実世界〔恋愛〕 GL有り
私、栞は特に何かに長けているというわけでもなく、気ままに高校生活を楽しむパッとしない女子高生だ。私と中学からの同級生で親友の日織は、陸上部の選抜に選ばれ誰にでも気さくでそこそこ人望がある。そんな日織に対して私は心の奥に妙な違和感を感じていた。日織を見ているだけでどきどきして、もやもやするような感覚。こんな感覚は色んな所で見聞きした覚えはあったものの、そんなことあるわけがない、何かの間違いだ、と思い続けた。でも思い続けるほど日に日にその違和感を持ったまま日織を意識して見るようになった。
一人で悩み続けて迎えた高校3年の夏休み。私は日織と地元の祭りに行った。このときの私は日織と祭りに行きたいというより、抱えてきた違和感の原因を確認したかった。
祭りが中盤に入り会場の賑わいもピークになり始めた時、私は鼻緒ずれで足を痛めてしまった。私がしばらく痛みを我慢していたら、日織が「ちょっとこっち」と私を支えて一目が少ない茂みへ連れていき応急処置をしてくれた。その時の日織は優しくて、かっこよくて。私は顔が熱くなり、胸が締め付けられるような感覚に襲われてようやくわかった。私は、日織のことが好きだったんだって…………。
――――これは1人の女子高生の切ない恋の話――――
一人で悩み続けて迎えた高校3年の夏休み。私は日織と地元の祭りに行った。このときの私は日織と祭りに行きたいというより、抱えてきた違和感の原因を確認したかった。
祭りが中盤に入り会場の賑わいもピークになり始めた時、私は鼻緒ずれで足を痛めてしまった。私がしばらく痛みを我慢していたら、日織が「ちょっとこっち」と私を支えて一目が少ない茂みへ連れていき応急処置をしてくれた。その時の日織は優しくて、かっこよくて。私は顔が熱くなり、胸が締め付けられるような感覚に襲われてようやくわかった。私は、日織のことが好きだったんだって…………。
――――これは1人の女子高生の切ない恋の話――――
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全1話[5,768文字]
(各話平均5,768文字)
[推定読了0時間12分]
お気に入り登録:2件
投稿開始:2020年09月21日(13:11:51)
(各話平均5,768文字)
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最新作投稿:2020年09月21日(13:11:51)投稿開始:2020年09月21日(13:11:51)
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